P波・S波・M派

Perfumeやその他の音楽なんかを思いつくままに

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新たなる挑戦

2月初旬のとある日、渋谷にある高層ビルの13階会議室に三人が呼び出された。
比較的大きな会議室、ここはPerfumeが所属するマネジメント会社アミューズの会議室である。はじめに入って来たのはあ〜ちゃん、次いでかしゆか、のっちは集合時間ギリギリに駆け込んで来た。
「タクシーがギリギリに着いたから5千円運転手さんに渡してそのまま上がって来ちゃった」
「だから、時間に余裕をもって家を出なさいっていつも言ってるでしょ」とかしゆか。

今日は、2014年第一弾の新譜についてのブリーフィングということで三人の他に主なスタッフが集まることになっていた。
定刻を10分ほど過ぎた頃マネージャーの山本が現れた、相変わらず携帯電話を耳に当て何やら確認しているようだ。

さらに5分が経過し、チーフマネージャーの大川部長が中田ヤスタカを伴って現れた。
いつもはニコニコしている大川の表情が心なしか硬い、山本の無表情はいつも通りだ。なぜか中田だけはニヤニヤしていたがその意味はこの時の3人には知る由もなかった。

かしゆかがあ〜ちゃんの顔を見た「いつもと違うよ、何かあるね」と表情で訴えている。軽く頷いたあ〜ちゃんが口火を切った、「あの、今日の新譜打ち合わせは…」
「では、今年第一弾の新譜についてコンセプトが具体的になってきたので説明します。」大川が口を開いた。
「挑戦、というコンセプトは以前中田さんと食事しながらの懇談会で話したわよね。じゃあ具体的にどう何を挑戦するのかという問題、音楽プロデュースは中田さんにお願いすることで決まっています。」
「色々な意見が出てね、ジャケ写をグアムで撮ってなんていうのも出たのよ、流石にこれ却下になったけどね。」
「そうですよ、じぇったいダメっす!」一番拒否反応を見せたのはのっちだった。(のっちはいちばん水着グラビアとか映えると思うんだけどな…)あ〜ちゃんは心の中でつぶやいた。

「そこでね、以前あ〜ちゃんからも要望のあった作詞を三人にしてもらうのがいいんじゃないかと僕が言い出してね。」中田が笑いながら言った。

「えっ、作詞やらせてもらえるん?」あ〜ちゃんの顔が明るく輝いた。
以前何回か直訴して完璧に拒否されただけに自分達の成長を認めてもらえたような気がした。

「でもさ、普通に三人に書いてもらってもつまらないから、僕から条件を出させてもらってそれに乗れるならやってもらう、ということにしました。」

「条件て、なんですか?まさか31文字以内とかじゃ…」かしゆかが尋ねる。
「それじゃ短歌になっちゃうよ(笑)歌詞の長さは特に決めない、決めるのはシチュエーションと言葉」
「ことば?」三人が異口同音に発した。

「まずはシチュエーションだけど、あ〜ちゃんとかしゆかには男目線で貴女が大スキだ、的な歌詞を書いてもらう。のっちには男らしい物語を書いてもらう、しかも格調高いものでね。」

「次にことばだけどね、あ〜ちゃんはフランス語、かしゆかにはポルトガル語、のっちにはイギリス英語で書いてもらう」

「えーっ、ポルトガル語? ポルトガル語って何語よ!」とあ〜ちゃん。
「あ〜ちゃんはフランス語だよ、ポルトガル語は私…(*_*)」とかしゆか。
「いくら英国語言うてもウチらよりのっちは楽じゃん?」とあ〜ちゃんが言うと、

「それから、僕は歌詞の推敲は一切やらないから3人が書いてきてくれたものにそのまま曲をつけるからね。」

「ということは、私たちが酷いのを書いてきたら曲として永久に残るということよね…」とかしゆか。

「それも含めてチャレンジだと思うけど、さあ、この条件のむかい?」
沈黙する三人、のっちの目は完全に泳いでいる…。

大川が助け舟を出した「作詞の基礎だけは森雪之丞さんにお願いして教えていただくことにしたから、1日だけだけどね」

(あの、森雪之丞さんが私らみたいなのにわざわざ作詞の基礎を教えてくれる、夢みたいな話じゃ…)

「やります!」思わずあ〜ちゃんが言葉を発してしまった。
(あ〜ちゃん、本当に大丈夫なの?)という顔をしてかしゆかがあ〜ちゃんを見た。
(あ〜ちゃんがやるなら、わたしもやる)のっちの顔はまさに漢前になっていた。

「挑戦し続けないとPerfumeじゃないし、落ち着くわけには行かないし…」

「よし決まり、リミットは1ヶ月後ね、じゃあよろしく」有無を言わせず中田はさっさと部屋を出て行ってしまった。

大川がそれ以外の確定事項を話し始めた。
「今度のCDはシングルというよりはミニアルバムみたいになるからね、中田さんの作詞作曲で2曲、3人の作詞で3曲、いつものオリジナルインストが2曲の合計7曲入り。」
「それから、タイトルはPNGに決まったから。 ピーエヌジー? ピングー?
どう読んでもらってもいいんだけど、一応は、Perfume NEXT GENERATION、て言うことでね。」
いつもなら意見やチャチャを入れる3人が押し黙って大川の説明を聞いている。
もちろん作詞のことでアタマがいっぱいなのは言うまでもない。

「説明は以上です。何か質問は?」

「あの、外国語はどうやって…?」とかしゆか
「それは自助努力でやってね。」間髪入れず大川が答える。
そして、3人の顔を順番に見て「大丈夫っ、できるっ!」と大きな声でガッツポーズをして見せた。それはまるで大きなLIVE直前に大川が見せる仕草そのものだった。

翌日、早朝から深夜まで森雪之丞が3人作詞の基礎をみっちりとレクチャーしてくれた、言葉の持つ意味、音、前後の言葉とのつながり、選び方、から何から、自分の持つスキルや思いを全て教え込むかのような恐ろしいくらいの熱心さであった。

「歌詞を書くって大変なことなんじゃね、今日改めて思った。」
「それを外国語でやれって言うんだから、しかもわたしはポルトガル語だからなー、まず日本語で詩を書いて翻訳してもらえる人を探すしかないね。」

言葉を交わす二人を見ながらのっちの目は彼方を見ているようだった。

果たして3人は1ヶ月後に歌詞を仕上げることができるのだろうか?
そして、作者はこの物語をどう完結させるのだろうか?
(このままうやむやにしちゃったりして…(笑))
一応つづくことに…


「挑戦」なんてことを告知の場で3人が言うもんだからついついこんな妄想が膨らんできてしまいました。登場人物や組織名は実在するものに名前が似ていますがあくまでも筆者の妄想上のモノですからお間違えないように。また続きがあるかどうかわかりませんし、続き上げる前に新譜詳細が発表されちゃったりして(^_^;)

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[ 2014/05/04 23:47 ] 妄想 | TB(0) | CM(0)
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yajioshow

Author:yajioshow
Perfumeに出会ったことが人生最大の衝撃!
まさにターニングポイント。ターンした後の余生がどれだけあるかわかりませんがPerfumeを主に好きなことを勝手に綴って参りたいと思っています。



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